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2024/04/30

農産物の産地北上に伴う食品メーカーの対応及び食品加工機器メーカーの取組み

愛知県東海市の食品加工機器メーカー。株式会社深谷鐵工所の深谷です。

地球温暖化に伴う農産物の産地の移動が問題になっています。
この問題に対し我々食品加工機器メーカーである当社が対応している事、
意識をしていることを今回はご紹介したいと思います。

地球温暖化が進むと、気候が変化し、それに伴って農業の地域的特性も変わってきます。
最も顕著な変化の一つは、農産物の産地が北上するという現象です。
これは、温暖な地域が北方に拡大し、それに伴って農業が可能な地域が変わるためです。
過去数十年間において、いくつかの作物や果物の栽培地域が北半球において
北方へと広がっていることが報告されています。
例えば、日本国内においても一部地域ではトウモロコシやトマト、ブドウなどの栽培地が北に移動しています。

産地が変われば食品メーカーの有する食品加工工場も合わせて移動を余儀なくされます。
生産地から近い場所に工場を構えることで農作物の鮮度低下を防ぎ、
輸送コストを削減する為です。それに伴い、
我々食品加工機器メーカーも設備の移動するなどといった対応が近年増えております。

今後も消費者様に新鮮で手ごろな価格の食品を届けるべく対応を行う一方で、
このような応急的な対応のみならず、根本の課題に対してのアプローチも推進していく必要があると存じます。

地球温暖化は上記の通り当社の社業にも影響を与えていますが、
本件でもっとも影響を受けているのは生産者様です。
代々行ってこられた家業が地球温暖化によって失われてしまう方もいらっしゃるのです。

当社としては持続可能な農業の推進に向けて、省エネやリサイクルに配慮した加工機の開発の開発に注力するだけでなく、
すぐ実行できる事として、社用車を電気自動車に変更する、
社屋にソーラーパネルを設置し工場の一部電力をまかなうといった対応から始めております。

微力ではありますがこのような活動に参加する意義があると考えております。
今後も私たちの取り組みが地球温暖化対策に向けたポジティブな変化をもたらすことを願っています。

深谷鐵工所では設計職、技術職を積極採用中です。お気軽にお問い合わせください。

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